2003年05月18日(日)

「話が終ると、シモンに『深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい』と言われた」(ルカ5:4)

聖歌にこんな歌詞がある「ある者はわずか漕ぎて、遠く乗り出さず、返る波に飲まれてたり、舟ともろともに、沖へいでよ、岸を離れ、主の恵みのただ中へ、いざ漕ぎいでよ」「乗りいだせ、沖をさして、恵みの潮の瀬に流されて、すべてを主に任すまでは」主は、それぞれの段階、段階に応じて導いて下さり、ある時、一歩前進せよと招いて下さる。今より深みに乗りいだせと。しかし、私達は恐れがあり、自我の欲望があり、自分の握り締めているものをなかなか手放せない。もっと高い深い素晴らしい神を知らないので、手の中のおもちゃが非常な宝物に見えてしまう。しかし、神はそれを手放して、神の力強い流れに身を任せよと言われる。神に信頼せよと。あなたは、今一段階前進せよと促されていないか。岸を離れ、沖へいでよ。