2001年03月18日(日)

「苦しみにあったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」(詩篇119:71)

    


 しまむらさき貝は、五大湖の悩みの種。国中に
広がるその損害は今までに五十億ドルになると言う。
カナダの水力発電所はパイプを三キロに渡りふさいだ
三十トンの貝を取り除いた。
しかしこの貝には別の面もある。水から有害毒物
をこすのだ。一つの貝で二リットルの水をこす。
やっかいものだが、きれいにしてくれると言う相
反する現象は、詩篇にもある。記者は苦痛と苦し
みの深い海の中から何度も何度も神に叫んだ。
しかし、そのやっかいな水こそ、彼を主に頼ら
せるきっかけとなったのだ。私達を妨げる痛みは、
私達をきよめることも出来る。
その問題のなかで、神の道を学ぶ事が出来るのだ
から。最善をご存じの神は、試みとして、時には
悲しみを送られる。
時に心が傷つくかもしれないが、更に深い知恵を
与えて下さる。
必ず「苦しみにあった事は幸せでした」と証しする
事が出来る。測り知れない学びを与えられる。
苦しみは、変装した祝福。