2007年10月18日(木)

「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです」Tペテロ5:6



ヨセフの投獄は、無実の罪だった。
10年に及ぶ監獄での生活、辛さや苦
しみがあったろう。そこでの、神を
見つめての忍耐と忠実がヨセフを練
り上げ、かたち造って行った。すべ
ての囚人がヨセフに任せられ、ヨセ
フはその世話をした。大変な仕事だ
ったに違いない。監獄という場所で、
人々は否定的に、悲観的になり、自
己憐憫に陥り、投げやりになったろ
う。しかし、ヨセフは状況最悪の中
で、忠実に仕えた。逃げないで、避
けないで、主の教育と訓練を受け入
れた。献灼官長が約束をきれいに忘
れてしまった時には、どんなに失望
落胆し、落ち込む事かと思うが、し
かし、ヨセフは状況だけを見るので
なく、信仰の目で状況を見ていた。
ギリギリの状況を通しながら、神は
そのような信仰を与えて行って下さ
った。2年後、パロが夢を見た事で、
献灼官長がヨセフを思い出し、監獄
から出された。突然にして、目の前
が開かれた事に、自分の力や自分の
知恵、人間的なものを越えた、そこ
に確かに働かれる神を見た事だろう。
神の訓練にへりくだって、服して行
く時、受け入れて従って行くなら、
神が「ちょうど良い時に」引き上げ
て下さる。今、訓練が臨んでいたな
ら、受け入れよう。それがへりくだ
ることだ。神が計らいをして下さる。
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試練だ、訓練だと人事なら言えるが、
我が身に降りかかる時、すぐにつぶ
やき落胆する。信仰の目で今を見て
いけますように。神様が与えられた
試練、神様がちょうど良い時に解放
して下さる。約束のみことば握り、
今日も主と共に歩もう。