2001年08月17日(金)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」(詩篇37:5)


 面白い話しがある。一人の老婆が坂道を
大きな風呂敷包みを背に背負って、息苦し
そうに上っていた。車で通りかかった人が
気の毒に思い、老婆を車に招き入れた。
老婆は何度も礼を言い車に乗った。しばら
く走りバックミラーを見ると、なんと老婆
がその荷物を背中に背負ったまま座ってい
た。驚いて、荷物を下ろすように言うと、
老婆は車に乗せて貰うだけで勿体なくて荷
物は私が背負いますと言った。
笑い話でなく、これと同じ事を私達もして
いる。イエスのもとへ来るが、荷物は背負
ったままだ。重荷を下ろそうとはしない。
私達の人生のすべての日に、神は私達を助
ける、決して見捨てないと約束しておられ
るのに、自分の荷を委ねようとしない。
神は真にあなたの重荷を負って下さる。
任せない限り神はそれを受け取る事が出来
ない。あなたの重荷を主に渡せ。どんなに
安らかになる事か。一日づつ全ての日の重
荷を担って下さる。「ほむべきかな。日々
私達のために、重荷を担われる主」