2008年08月08日(金) 「そのやぎは、彼らすべての咎をその上に負って、不毛の地へ行く。彼はそのやぎを荒野に放つ」レビ16:22
「そのやぎは、彼らすべての咎をその上に負って、不毛の地へ行く。彼はそのやぎを荒野に放つ」レビ16:22
贖罪のささげ物について書かれて いる。アロンは自分の罪のための いけにえとして雄牛をささげ、自 分と家族のために贖いをする。そ して二頭のやぎを取り、一頭は主 のため、一頭はアザゼルのためと する。主のためのやぎをささげ、 罪のためのいけにえとする。自分 と家族のために雄牛をほふり、イ スラエルのために先ほどのやぎを ほふる。そしてもう一頭の生きて いるやぎの頭に、アロンが両手を 置き、民のすべてのとがとそむき を、どんな罪であっても、全部そ れの上に告白し、これらをそのや ぎの頭の上に置き、係の者の手で これを荒野に放つ。このやぎは、 イスラエルのすべての罪を背負わ され、荒野に放たれる。水も食糧 も無い、気象条件も過酷な荒野で、 やぎはどうなるのか。生き延びる 事は到底不可能で、やぎは衰え、 死に絶えて行く。とがと罪を背負 わされたやぎは死に絶え、朽ちる。 これは十字架の象徴だ。私たちの 罪はこのような結末を迎える。主 に告白した罪は朽ちる。十字架上 で、ほふられ、いけにえとなられ た主イエスが罪をすべて背負われ た。その罪は朽ちて、主の死と共 に贖いが成し遂げられた。罪は死 に絶え、主イエスはよみがえられ た。過去の罪をほじくり返すのは 無意味だ。朽ちて、死に絶えたの だから。感謝し、主を称えよう。 -------------------- 罪は赦されたというのに、もう少 し敬虔になって、もう少し徳を積 まなくてはと肉が責める。主の十 字架を無駄にしてはならない。そ して二度と馬鹿な罪を繰り返さな い事が恵みを無駄にしないことだ。