2009年07月17日(金)

「あなたがたの身をきよめなさい。あす、主が、あなたがたのうちで不思議を行なわれるから」ヨシュア3:5




ヨルダン渡渉だ。イスラエルの民はいよいよ約束の地カナンを目前にした。乳と蜜の流れる地だ。しかし、目の前にはヨルダン川が横たわっている。雪解けと春の雨で、一年で一番増水の時だ。

濁流が、岸いっばいに溢れていた。圧倒的な目の前の状況に、人間の力では完全に不可能だ。しかし、神がすべての指示を与えられた。
まず主は「契約の箱を見、その後ろを進むよう」命じられた。それは、主と主の言葉を、第一にして歩むという事だ。

自分の思いや判断でなく、主と主の言葉に従う歩みだ。生活の中で、祈りつつ、いつも主の御心を探り求めながら、歩むことだ。
次に「あなたがたの身をきよめなさい」、主に従う民に最も大切なものが「聖さ」であり、偶像礼拝者には無い、主の民の特徴だ。

罪は悔い改めること、罪から離れ、罪を捨てることだ。
「主が、あなたがたのうちで不思議をされる」。「主が、される」自分の力ではいっさい無い。私たちは、完全不可能の状況において、「主こそ神」であることを真に知る。

祭司達の足が水ぎわに浸った時に、水がせき止められた。水際に浸った時だった。従順の一歩を踏み出した時、奇跡が起きた。踏み出す前ではなかった。
あなたにとってのヨルダン川は、何だろう?

難しい対人関係か、誰かとの和解か、御心に一歩前進する事か。自分に死んで、信仰により、「前進せよ」と主は言われる。そうすれば、目の前でみわざを見て行く。
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渡らなければならないヨルダン川を神様は、私達の前に置かれる。信仰を持って進んでみよう。意志を向けてみよう。神の栄光を必ず見ることができる。私の前のヨルダン川は何だろう