2009年10月17日(土)

「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい」エペソ6:11

サタンは狡猾だ。「野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった」とある通りだ。最
も狡猾なのは、光の御使いに偽装することだ。神を真似る。

ストレートな罪ならわかりやすい。殺人、暴力、泥酔、妬み、憎しみ、種々の欲
望・・。しかし、光の御使いに、神に変装する。一見善い事で来る。主のもとに
も、御言葉をもってやって来た。

主が荒野で、サタンの誘惑を受けた時に、御言葉によって、サタンに対抗された。
するとサタンも同じく御言葉を持って来た。「と書いてありますから」と。

御言葉を曲解して来る。ある人は、弱っている時に聖書に向かうと、御言葉が自
分を責めて来ると。自分は出来ないし、苦しくなって、聖書を閉じてしまうと。
「サタンですよね」。サタンが恵みを隠し、御言葉を使って責め立てて来る。

恵みを排除した「ねばならない」で攻撃して来る。どんどん苦しくなる。神が、
ただただ恐怖となり、罰と裁きの神になる。悪魔は、悪魔を神に見せ、神を悪魔
のように見せて来る。

又、悪魔はしつこく誘惑して来る。粘り強く弱さにつけ込んで来る。執拗に誘
惑し続ける事によって、ついに悪魔はダビデを罪に引き込んだ。ダビデは誘惑
され、自分の力を誇りたくて、人口調査の罪を犯してしまった。

「サタンがイスラエルに逆らって立ち、ダビデを誘い込んで、イスラエルの人口
を数えさせた」

絶えず主に拠り頼んで祈っていよう。天国へ行くまでは、日々霊の戦いだ。まず
それをしっかり受け入れ、わきまえていよう。御霊がサタンに気づかせて下さり、
御霊に拠り頼んで勝利できる。

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今、重苦しい、否定的思いにあるなら、そこにサタンが噛んでいないか、気づけ
るよう。しつこい誘惑が来ていないか。暗さ、失望、思い煩いに心が沈む時、サ
タンにやられている。気づけて、主を仰ぎ、御言葉を握る時、サタンは逃げ去る。