2012年04月16日(月)

「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」マタイ6:33


「明日のことについて、思い煩うな、心配無用」と言っておられる。これは、将来について準備したり、考えたりしてはいけないという事ではない。それは必要だ。しかし、不安や思い煩いは、いっさい必要無いと。私たちの心配は、「もし〜」から来ていないだろうか。もし、ああなったら、もし、こうなったら、「もし病気になったら」「もしリストラになったら」「もし経済的に困窮したら」幾つもの「もし〜」で思い煩い、恐れている。

しかし、主は語って下さる「空の鳥を見よ、野の花を見よ」あなたがたの天の父がすべての必要をご存じで、養っていて下さるのだと。又、目の前の事柄の思い煩いもあるかも知れない。仕事の問題や、対人関係の思い煩いだ。なぜ、人は思い煩うのだろう。自分の思い込みによっていないか。それも悲観的思い込みだ。

明日はこうなり、将来はこのようになりと思い込んでしまう。又、仕事の問題、対人関係の悩みを、ネガティブに、悪い方に考え、ああでもない、こうでもないと、心が分割、分裂してしまう。思い煩いとは心が分裂することだ。分裂状態から、一つに心が定まる事が必要だ。

それが「神の国とその義とをまず第一に求めよ」だ。主の支配を求め、自分を主に委ねて行く時、あれこれの思い煩いから心が守られる。神第一の歩みをして行く時に、「そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」生活の必要はすべて与えられる。
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神と共に生きているその現実が私達の幸せだ。思い煩いは祈りに変え、強い自分のプランを主に委ねながら、最善の明日を信じ、喜びの今日を生きよう。