2002年03月17日(日)

「主の救いを黙って待つのは良い」(哀歌3:26)

悲しみや困難、嘆きはすべての人の
人生に起きる事だ。戦争などの場合
は国全体が悲しみに会う。又、毎日
の生活の中で、病気、倒産、事故、
家庭の崩壊、経済的困難などに
遭遇する。悲しみはすべての人に
訪れる。しかし、主に在ってはどん
なに悲しみが圧倒的であっても、
決して絶望は無い。それは人生
は偶発的なものでないからだ。
偶然や、幸運、不運に翻弄されて
いるのではないからだ。神の愛
とあわれみ、恵みによって支え
られ、支配されているからだ。
哀歌では、人々は悲嘆に打ちひ
しがれているが、しかし、希望が
ある。町が侵略された大規模な
殺戮と荒廃を記しながら、神の
愛を述べる。苦しみ悲しみ悩み
に対抗するために、記者は神の
あわれみ慈しみ、真実、救いに
言及している。どんな絶望の中
にいようと、神がそのまま捨て
置かれる事は決して無い。
絶望的な状況を見るのでなく、
望みを神に置き、神を信ぜよ。