2014年07月17日(木)

「彼は恐れて立ち、自分のいのちを救うため立ち去った・・『主よ。もう十分です。私のいのちを取ってください・・』」T列王19:4




エリヤはバアルとの戦いで、奇跡的な勝利を遂げた。しかし、怒っ
たイゼベルのエリヤ殺害の脅しに怯えて逃げ出した。あれほど勇敢
に戦い、勝利したエリヤであり、信じられない行動だが、霊的勝利
の後は、特に危険と言われている通りだ。戦っている最中でなく、
勝利の後にサタンの攻撃と誘惑が臨む。特に大勝利の後こそ、身を
引き締め、慎み、へりくだっていっそう神に拠り頼む必要がある。

あの信仰と祈りで戦ったエリヤが、恐れの余り、自分の命を救うた
めに逃げたのだ。この事の原因は、イゼベルの言葉だった。神の言
葉よりイゼベルの言葉を受け入れてしまった。どの言葉を聞き、ど
の言葉を拒むかは極めて重要だ。その言葉に自分が動かされてしま
う。私たちは心にどの言葉を入れているだろう。神の言葉か、ネガ
ティブなサタンの言葉だろうか。

常にサタンは妨害して来る。神はエリヤを眠らせ、食事をとらせ、
十分な休息を与えられた。身体の回復を与えられ、ホレブの山に向
かわせ、山の上で主の前に立つように命じられた。エリヤはその細
い御声に耳を傾けた。神はエリヤの思い込みの間違いを正し、エリ
ヤに新たなる使命を与えられた。

死を願っていたエリヤだったが、再び、神の使命を成し遂げるため
に、立ち上がる事ができた。スランプから脱出するためには、身体
的休息を取り、神の御前に静まり、細い御声にじっと耳を傾けるこ
とだ。神との交わりから、新しい力が湧きいずる。再び立ち上がれ
る。
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御言葉も周りも見えなくなり霊的な喜びや平安が持てなくなる時は
疲れているのかもしれない。祈りもできない疲労感に襲われること
もあるだろう。私は疲れていると認めよう。そして休もう。