2002年06月16日(日)

「窮した者の祈りを顧み、彼らの祈りをないがしろにされなかったからです」(詩篇102:17)

ある人が仕事で海外に赴任した時に、
旅行が好きで、赴任先であちこち旅行
していた。それもよく遠出をした。ある
時、山中で日が暮れてしまった。飢え
をしのぐ食べ物と休む場所のために
祈った。勿論、購入できる店などない。
山中に明かりが見え、幾軒かの家が
見えた。祈り続けていると一軒の家
に、特に心がひかれ、戸を叩いた。
事情を話すと、その家の夫妻は
喜んで迎え入れてくれた。夫人は
夕食準備の真っ最中、美味しそうな
匂いが漂っていた。素晴らしい夕食
と交わりのひと時であった。そして、
何と彼らは同じ神を信じるクリスチ
ャンだったのだ。夫妻を通しての
御父の愛と心遣いに身を浸し、
霊肉共に潤いと恵みに満たされた
のであった。御父は常に良きもの
を与えて下さる。その配慮は生活
全般に豊かに及んでいる。