2017年03月17日(金) 「私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください」詩篇139:24
「私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください」詩篇139:24
ある働き人が、大きな特別イベントで、メッセージを頼まれた。重 大な働きだ。準備の時期になると、心を備え、整え、祈り始めた。 そしていよいよメッセージの準備にとりかかろうとするが、なかな か上から与えられない。尚も祈り、準備をするが、どうしても与え られない。その内、期日がどんどん迫って来て、焦りも生じる。 前々日になっても与えられずに、もうどうしてよいかわからない。 腹を決めて、祈りに徹した。自らの心を探られるよう、内側を照ら されるようにと祈りに祈った。すると、心の奥が照らされた。数名 による非難と批判の言葉に、ひどく傷つき、赦せない思い、隠れた 強い憎しみが潜んでいた。 自分では決して認めたくない事なので、無いことにし、封印してし まっていた。主の御前に、心底涙ながらに悔い改め、一人一人の 福を心から祈った。その時、心がすっきりして、平安におおわれた。 そして御言葉が与えられ、上からのメッセージが与えられた。大き な喜びと共に、豊かに祝福されてそのイベントは終えた。 自分で自分の内にあるものはわからない。御霊の光に照らされた時 に初めて認識できる。「主よ。私を探り、私の心を知って下さい。 私を調べ、私の思いを知って下さい」が祈りだ。何か前に進めない 時、祈りが聞かれない時、何かしっくり来ない時、「心を探り、調 べて下さい」との祈りに持って行こう。確かな指針へと導かれる。 -------------- 何気ない言葉で落ち込んだり、闇の中で光があたらない傷を抱えて いないか。いつも喜び、感謝する生活でありたい。私を探り、私を 調べの祈りが日々、必要な者だ。