2017年10月17日(火)

「『立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼らの悪がわたしの前に上って来たからだ』しかしヨナは、主の御顔を避けて・・」ヨナ1:1


ヨナは神からニネベに行くよう命じられた。しかし、ヨナはニネベ
には行きたくなかった。それで何とか避けて逃げようとすると、丁
度そこにタイミング良く、反対行きの船があった。それでそれに乗
り込んだ。私たちも、御心を示されているが、嫌で、したくない事
があるかも知れない。

逃げたいとの誘惑が来る。そんな時に丁度、別の魅力的な事柄をあ
ると、そちらに誘惑されてしまう。ある人は、高給の転職の誘いが
来た。だが、今の場所を動くべきではない、今の場が主の御心だと
わかっていた。しかし、高給と自分の能力を発揮できるとの誘惑に
は勝てず、転職に乗ってしまった。

その結果、高給なだけあり、膨大な仕事量に心身すり減らし、体調
も崩してしまい、神のための時間も持てず、離れてしまった。幸い、
後の日に立ち返れたが、多くの苦しい刈り取りがあった。御心だと
わかりつつ、ぐずぐずしている時、丁度そこに反対方向の船がある
ものだ。ピッタリの誘惑が来る。サタンの誘惑をわきまえよう。

逃げることは「主の御顔を避ける」ことになる。主の御顔の光のた
だ中を歩む方がどんなに幸いだろう。主に従おうとする途端に、サ
タンの妨げが来る。いつも心していよう。今、逃げたい誘惑がある
なら、その事をまず主に告げよう。主が御心を行なえるよう助けて
下さる。
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御心とわかっていても、素直に従えず主の御顔を避けていたい時も
ある。主はその思いも受け止めてくださる。平安が無いのは、真逆
の船を探しているのではないか。逃げたい思いを正直に祈ろう。