2018年10月16日(火)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」詩篇37:5



祈りは聞かれるが、聞かれない祈りもある。悪い動機で願う祈りだ。
「願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして」
とあり、自分の欲のために求める祈りだ。動機は大切だ。動機が間
違っていたら、聞かれない。

ある人が、主に示された進路に進もうとした時に、未信者の親族た
ちから猛反対された。代わるがわる説得され、何やかやと言われる。
しかしこの事は主の御心だと思え、祈りに祈っていた。しかしなか
なか道が開かれず、尚も祈り続けていた。

周囲からの反対は変わらず、こんなに祈っているのに、どうして道
が開かれないのか。しかし更に祈り続けた。その祈りの中で、心探
られ内側が照らされた。確かに主の御心ではあるのだが、周囲の余
りの反対に、反発心が起きて、心の中では反抗的になり、意地にな
っている自分に気づかされた。

心が頑なになっていて、何としてでも、自分の意志と力で突き進も
うとしていた。主の栄光などではなく、自我そのものであった。心
から悔い改めて、今一度主に自分自身を明け渡した。真に主の御心
が成りますようにと思えた。その時、心平安にされた。

そして、すべてを委ねて、祈っていると、時満ちて、門が開かれた。
時と共に周囲も認めてくれて、御心の道へと進む事ができた。とに
かく祈りに持って行くなら、間違った動機も、態度も教えられる。
そして祈りも軌道修正されながら、御心へと導かれる。
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祈りながら自分の本当の動機が示されたり、違う祈りへと導かれた
りする。主は本当に必要なものを与えてくださったと知れることが、
感謝だ。