2019年06月16日(日)

「主を呼び求める者すべて、まことをもって主を呼び求める者すべ てに主は近くあられる」詩篇145:18


ある人が、自分は肉の思いが来た時に、例えば、妬み、憎しみ、腹
立ち、さばく思い・・そんな時、クリスチャンなのにこんな思いを持
ってはよくない、こんな事を思うなんて自分は何と罪深い、思って
はいけないと、その思いを否定し、心に抑え込んでいた。そして心
に抑え込んで、表に出さないのだから、むしろ良い人間だと思って
いた。

しかし、その抑え込んだ思いは、無くなるわけでなく、そこに蓄積
されて行く。容量オーバーになると爆発していた。そしてずっと
自分は、なかなか変わらないと思っていた。しかし抑え込むのでな
く、主のもとへ持って行くことだと教えられた。自分で何とかしよ
うとするのでなく、一つ一つ祈って行くのだと。

「妬んでいます」「怒っています」「こんな思いを持っています」
主に告げて行く。苦しい思いをそのまま祈ると、すうっ〜と思いが
消えたり、悔い改めに導かれたり、様々主が導かれることを経験し
て行った。何より良くない思いを自分で抑え込むでなく、主に告げ
て祈って行く時、心が平安にされることを知った。

「絶えず祈りなさい」、生活の中で、しょっ中、主に語りかけ、主
が近く感じられるようになった。日々真に共におられることが、頭
でなく、膚でわかるようにされた。自分が変えられていることがわ
かった。

突発の事態であれ、心の思いであれ、又、悩み、問題を、自分で何
とかしようとせずに、まず主に持って行こう。ことごとく主に告げ
よう。主が働かれ、導かれて行くことを経験して行く。「主は、私
に耳を傾けられるので、私は生きるかぎり主を呼び求めよう」

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自分で処理しようとせずに、主のもとへ持って行こう。気持ちも
思いも、主のもとへ持って行き、主と交わろう。主にことごとく聞
いて頂く時に、心が落ち着いて来る。心が変えられ、冷静になり、
信仰的に建設的に発想して行ける。主との交わりには大きな力があ
る。