2019年09月16日(月)

「・・心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます」ヤコブ1:21 

 

ある人が、試練の渦中にいた。次から次へと問題が続いて、目の前
の事態に、心は重苦しく沈み込むようだった。主に助けを求めて祈
るのだが、余りの状況の厳しさに、不安と思い煩いに飲み込まれそ
うだった。そんな時に、遠方の主に在る友人から手紙が届いた。友
人も同じように、続く試練が与えられ、目の前の難しい事態に胸が
ふさがれるように苦しく、どうして良いかわからない状況だった。

もう、うめくように祈っていた時に、「何も思い煩わないで、あら
ゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなた
がたの願い事を神に知っていただきなさい」の御言葉が臨んだ。
「何も思い煩わないで」との言葉が、光のように射し込んで来て、
「何も」「いっさい」思い煩わなくてよいのだと、頭でなく心に入
って来た。

御言葉が全く新しいものに感じられ、祈って行けばよいのだと、あ
んなに苦しかった心が平安にされたと。そんな証しがつづられてい
た。その証しを読んだ時に、自分にもその御言葉が臨んで来た。
「何も思い煩わないで」、ああ、思い煩わなくてよいのだ、感謝を
もって祈ればよい、肩から荷が下りてすうっーと気持ちが楽になっ
た。不思議だった。

主が導いて下さると思えた。心が平安にされた。助けを求めた祈り
の答えだった。「わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、
またいのちです」御言葉には力がある。窮地に陥るが、その中で、
御言葉の力を体験して行く。
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与えられたとしか思えない御言葉に出会う。目の前の状況や、肉の
思いで挫折しそうな時も主の吹き込んでくださる御言葉を支えに、
また立ち上がれる。御言葉によって心が素直にさせられる。