2020年06月16日(火)

「良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことでその人はほんとうに実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます」マタイ13:23



4つの土地に種が蒔かれている。種は御言葉で、土地は心だ。それ
ぞれ、御言葉を受け取る心の状態を言っている。聞く心の態度が問
題だ。聞く態度が良ければ、良い土地に種は十分に芽吹いて、どん
どん実を結んで行く。聞く心の態度が悪ければ、全く実を結ばない
とある。どのように聞くかは極めて重要だ。

まず種が土地に植わらなければ、実の結びようがないように、御言
葉が心に根ざさなければ、実を結ぶ事は不可能だ。サタンは私たち
の心の中を見ていて、御言葉をどのように聞いているかを知ってい
る。「悟らない」と、サタンが心に蒔かれたものを奪い去ってしま
う。幾ら自分は聞いていると思っても、聞かなかった事と同じにな
る。

サタンが絶えず御言葉を奪い、祈りを奪い、デボーションを奪う事
を覚えていよう。又、聖書を読み、礼拝で説教を聞くが、私たちの
心には、まだいばらがあるので、「世の心づかい、富の惑わし、そ
の他いろいろな欲望が入り込んで、みことばをふさぐ」。様々な肉
の欲が、次から次へと湧いて来る。いばらが延びて来るのだ。

その時に、このいばらを捨て、献げ、委ねる事を繰り返して行こう。
祈りは力だ。肉の欲が出て来るたびに、まず祈り、主のもとに持っ
て行こう。信仰人生に、実を結ぶか結ばないかは、私たちの御言葉
を聞く態度にかかっている。
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御言葉を従いますの姿勢で聞いていよう。聖書を閉じると、いつも
の忙しい生活が襲ってくるが、与えられた御言葉を心に留めて、信
じて立とう。根は伸び、主にあって豊かな実を結ぶ事ができる。