2020年07月17日(金) 「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」へブル13:5
「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」へブル13:5
母親が自分の子供を、赤ん坊を忘れるだろうか、たとい母親が忘れ たとしても、わたしはあなたを忘れない、と言われている。私たち には、主に従う中で、時に、忘れられているのでは、との状況を経 験するだろうか。祈っても、幾ら祈っても状況は何も変わらない。 どれだけ祈っても、何も動かず微動だにしない。助けも見えて来な い。 行き詰まり、どこへも進めず、何もどうにもならない。本当に愛さ れているのだろうか?目に留めて下さっているのか?独り取り残さ れたように感じる。イスラエルも苦しみの中で「主は私を見捨てた、 主は私を忘れた」と言った。失望し、意気消沈していた。しかし、 そんなイスラエルを、主は力強く励まされる。 「女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。胎の子をあわれまないだ ろうか」と。そのように決してあなたを見捨てることは無いし、忘 れ去ることもあり得ないと。「たとい女が子供を忘れても、このわ たしはあなたを忘れない」と。決して我が子を忘れる事のあり得な い母親が、万一忘れたとしても、このわたしは絶対にあなたを忘れ ないと。 私たちは、絶対に忘れられる事も、捨てられる事も無い。よく病院 で、忙しい看護師さんが、重要な事を、忘れないために手のひらに 書いている姿を見る。その文字は何度も消しては、書き直す。手を 洗えば消える。しかし主は「手のひらにあなたを刻んだ」と言われ る。刻んだものは消しても消えない。それほどに強く強く愛されて いる。絶対に見捨てられず、忘れられていないことを覚えよう。 -------------- どれほど落ち込んでも、周囲から忘れられているように思えても、 神は私たちを決して忘れない。手のひらに刻まれた私の名前を大切 に慈しんで見ていてくださる。なんと感謝なことだろう。