2020年11月16日(月)

「あなたがたの思い煩いを、いっさい主にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」Tペテロ5:7



思い煩いは、私たちの多くの問題だ。まだ起きてもいない事を、あ
あなったら、こうなったらと、不安にさいなまれ、恐れと心配に襲
われる。ネガティブへとどんどん向かい、最悪のシナリオが出来上
がり、心は落ち込む。だがそれは妄想だ。ある人が、心が沈み込み、
重くてたまらない。ふとなぜだろうと心を探ってみると、家族の一
言が原因だった。時折りそうなる事に気づかされた。

家族の体調の事だったり、子供の悩みの事だったり、愛するがゆえ
に、問題を耳にすると心配で、どっと不安と恐れに襲われる。一つ
の言葉から思い煩いの妄想が膨らんで行く。サタンだと気づかされ
た。思い煩いと心配に引っ張られてしまっている。主に向く時に、
思い煩いを主に持って行けて、主に渡せて平安にされる。あなたの
思い煩いも、誰かからの言葉から来ているだろうか。

又、先の事だけでなく、過去の事も思い煩いとなる。あの時ああし
ていれば、この時こうしていれば、ああでもない、こうでもないと
くよくよと悔やみ、自分を責め、又、周囲を責める。ラザロの死後、
主が来られた時に、マルタもマリヤも「主よ。もしここにいて下さ
ったなら、兄弟は死ななかったのに」と言った。

死ぬ前なら良かったが、もうだめだ、手遅れだと。その時主は「も
しあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る」と言われた。ど
のような状況であれ、状況は問題ではない。主を見上げ、主に委ね、
信じて行く時に、栄光を拝させて下さる。今、主を見上げよう。
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サタンは最悪の明日の妄想を持ってくるが、主に頼り、守られた経
験を思い起こそう。私達は主がどんなお方か知っている。心の中で
どんどん増幅する思い煩いを、気づいたところから主に告げよう。