2021年04月16日(金)

「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべて の武具を身に着けなさい」エペソ6:11



主は、十字架の時が来た事を知られ、今まで愛し導いて来た弟子た
ちに、「その愛を残るところなく示された」。自分の弟子たちを
「極みまで愛され」「愛し通された」。それで、主は手ぬぐいを腰
にまとい、弟子たちの足を洗われた。そこにユダもいた。今から裏
切るであろうユダの足を、知った上で洗われた。ユダをも最後まで、
極みまで愛し通された。

ペテロも主を裏切った。3度も呪いをかけて誓い「あんな人を知ら
ない」と。そしてユダとペテロの裏切りは有名だが「弟子たちはみ
な、イエスを見捨てて、逃げてしまった」。弟子たちも皆、主を見
捨てて一目散に逃げた。それも予めわかった上で、主は愛し通され、
弟子たち皆の足を洗われた。

そして主の死後、ユダはひどく後悔したが、主のもとへは行かず、
主に頼らず自分で始末し、更に罪を重ねてしまった。ペテロも同じ
く後悔したが、主のもとにとどまり、悔い改めた。他の弟子たちも、
復活の主のもとへ戻った。「ユダにサタンが入った」とあり、悪魔
は勝手には入れない。本人の意志を妨げる事はできない。ユダは悪
魔の方を選んだ。徐々に心を開き受け入れた。

主はユダを愛されたが、ユダは主を選ばなかった。自分の思いの主
と違ったのだろうか。主のそばで3年間御言葉を聞いた。主のわざ
も見た。御言葉も知った上でのユダ自らの意志だった。ペテロは後
に「悪魔が食い尽くすべきものを捜し求めて、歩き回っている」と。
サタンとの戦いであり、目を覚まし祈っているよう警告している。

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サタンは執拗に誘惑を仕掛けてくる。サタンだと気づけるように、
朝毎に、識別のために祈っていよう。ユダは、失敗した後、主のも
とへ行かずに、罪に罪を重ねてしまった。失敗した時は、すぐ主の
もとへ行こう。主は豊かに赦して下さる。何という恵みだろう。