2021年09月16日(木)

「主は仰せられた。『外に出て、山の上で主の前に立て』」T列王19:11



エリヤは、バアルとの熾烈な戦いで、大々的勝利を遂げた。それを
聞き、怒ったイゼベルがエリヤに、使者を送りエリヤ殺害を伝えた。
するとエリヤはその脅しに怯えて、逃亡した。あれほどの大きな戦
いに勝利したエリヤが、信じられないようだが、霊的勝利の後は、
特に危険と言われている通りだ。

戦いでは、必死に主に拠り頼むが、勝利の後は油断してしまう。サ
タンの攻撃と誘惑が臨む。特に大勝利の後こそ、身を引き締め、慎
み、へりくだって、更に主に拠り頼む必要がある。あの勇敢に戦っ
たなエリヤが、自分の命を救うために逃げたのだ。この事の原因は、
イゼベルの言葉だった。主の言葉よりイゼベルの言葉を受け入れて
しまった。

どの言葉を聞き、どの言葉を拒否するかは重要だ。その言葉に自分
が影響され動かされてしまう。私たちは心にどの言葉を受け入れて
いるだろう。主の言葉か、サタンの言葉だろうか。主はエリヤに十
分な休息を与え、身体の回復を与えられ、ホレブの山に向かわせら
れた。そして山上で、主の前に立つよう命じられた。

激しい大風、地震、火があり、その後に、かすかな細い声があった。
エリヤはその細い御声に耳を傾けた。主はエリヤの思いの間違いを
正し、エリヤに新しい使命を与えられた。死を願ったエリヤだが、
再び、主の使命を遂げるために、立ち上がる事ができた。

スランプ、落ち込み、無気力から脱っするには、まずはしっかり心
身休息し、そして主の御前に行くことだ。御声にじっと耳を傾けよ
う。御言葉により新しい力が湧き出る。今一度、立ち上がらせられ
る。
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祝福された勝利の後のほっとした時に、思わぬサタンの攻撃で深い
傷を受けてしまう事がある。主が必ず立ち上がらせてくれる事を信
じて主の御言葉に耳を澄まそう。