2022年11月16日(水)

「確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩 んでいます」Uコリント5:7



時に、対人関係の悩みにぶつかる。職場で、近隣で、この人がいる
から、私の毎日は真っ暗だろうか。あの人さえいなければ、平穏な
日々なのにと。あの人、この人と、ストレスになるような人々がい
るものだ。ヨセフは、兄たちの悪巧みで、エジプトの隊商に奴隷と
して売られた。それは妬みによるもので、悪意であった。

しかしエジプトで良い主人に仕える事ができ、主人から全面的信頼
を受ける。だがその妻によりえん罪で投獄に。上がったり下がった
りと波瀾万丈の人生だが、腐らず、諦めず、投げ出さず、そこで主
を仰ぎ、信仰に立った。後に傷つけられた兄たちと再会する事にな
るが、ヨセフは「私をエジプトに遣わしたのは、あなたがたではな
く、実に神」と真っ直ぐ信仰に立った。

兄たちが隊商に売ったのだが、そうでなく神がヨセフをエジプトに
遣わしたのだと。ヤコブ一族の命を救うためのご計画だと。主を中
心に据える時に、見え方が違って来る。嫌な相手がいるなら、その
人を置かれたのは神だ。この人さえいなければと思うが、私たちの
成長のために、練り、整えるために、あえて合わない相手を置かれ
る。

私たちを削り、砕き、間に合う器と造り変えるためだ。主に間違い
はなく、無駄は一つも無い。嫌いな相手を通して、裁き、憎み、嫌
悪する自分の姿も見せられる。そして取り扱われ、変えられて行
く。すべての事をあなたの益のために働かせて下さる。どんな状況
でも、常に希望がある。信仰に立とう。
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避けられない人間関係は重くのしかかるが主を通って目の前に与え
られたと信仰で見ていけるよう祈ってみよう。偶然ではない主のご
計画がある。そう受け取れるよう、主が助けてくださる。