2025年06月16日(月)

「主は、だれがご自分のものか、だれが聖なるものかをお示しに なり、その者をご自分に近づけられる。主は、ご自分が選ぶ者を ご自分に近づけられるのだ」民数記16:5


よく知られているコラの反乱だ。コラとその共謀者達が、250人の
イスラエルの民と一緒に、モーセとアロンの権威に反逆した。モー
セはどうしたのか。立ち向かったのか。そうでなく、即、主のもと
へ行き、御前にひれ伏し、祈った。そして結果的には、主ご自身が、
この反逆に決着をつけられた。

何と地面が割れ、反逆者たちは飲み込まれてしまい、主ご自身が裁
きを下された。その後、主は明白なしるしを与えられた。12部族に
各々、1本づつ杖を持たせ、神が選ぶ者の杖は芽を出すというもの
だった。するとアロンの杖が芽をふき、つぼみを出し、アーモンド
の実を結んだ。主ご自身が民の不平を静められた。

私達も各々に割り当てられた、分をわきまえる事は、とても大切だ。
主が、今の場で、一人〃に与えられた分がある。各々立場や役割は、
主からのものだ。分を越えたのは、コラや共謀者たちだった。今の
場で、他の人々への羨望、又、自己憐憫はないか。他の立場への不
満や妬みは恐ろしい背きの罪へと増幅して行く。妬みから、陰険で
邪悪な行ないが生まれる。

今の場に置かれたのは、主だ。「自分の領域を守らず、自分のおる
べき所を捨てた」のが悪魔だ。分をわきまえ、今の場を主からのも
のと、今一度受け取り直そう。感謝しよう。主はその所で大いに祝
福して、あなたを用いられる。あなたでなければならないと。
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妬みに気づいたらありのままを主に祈ろう。サタンの攻撃から守ら
れる。自分の恵みから目を逸らさす悪魔を退け、与えられている道
を喜んで歩もう。主が共にいてくださる。