2006年08月17日(木)

 「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない」箴言16:3

 


自分を主に委ねる事は、なかな
か簡単ではない。自分の強い思
いがある時、明け渡すのは難し
いし、自分のプランや願望はな
かなか明け渡せない。自分のプ
ランや願望は、自分そのものだ
からだ。自分のいのちとなって
いる。又、自分の思いや願いは、
神の思いとしばしば違っている。
ズレがある。自分はこうしたい
のに、神は違う道を言われる。
頑固な自我がどうしても動かな
いのだ。明け渡せない。自分の
人生をしっかり握った自分自身
が、結局は信仰生活を喜びの無
いものにしている。
しかし、ほこ先を間違った方に
向けて神を恨む。神がこんなふ
うにした、人生うまく行かない
のは神が悪いと神を責める。
人間は自分勝手に振る舞うが、
しかし、神のご計画は着々と確
実に進められて行く。人の愚か
さで神の計画が、変わる事も狂
う事も無い。「主はすべてのも
のを、ご自分の目的のために造」
られた。すべてが完璧であり、
一分も違わない。自分の計画を、
イコール自分自身を、神に明け
渡す事が、実は自分が最高に生
きることのできる道だ。
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順境の時には明け渡す、委ねる
と言えるが、いったん事が起こ
れば、自我の強い思いの前には、
あるかなしかの理性などもろい
ものだ。思い通りの結果しか望
んでいない自分を示された時、
すぐに祈ろう。主に結果をお任
せできるように。