2006年11月14日(火)

「あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる」詩篇103:5


 

ある男性は学生の時に、両親が
離婚した。目の前で親が大声で
罵り合い、暴力と悲鳴、争い、
物が壊れ、悲惨極まりない状態
で別れた。自分の心も壊れた。
何も感じなくなってしまった。
何をしても何を見ても無感動、
心が動かない。虚無感で身体ご
とおおわれ、息はしていても死
んでいる生ける屍だった。
富も名誉も何もいらない、ただ
一つ、生きている実感、生きる
喜びが欲しかった。神に立ち返
った時、心に暖かい灯がともっ
た。暖かさに包まれ、ただ一つ
欲しかったもの、あの生きる喜
びが湧き上がったのだ。
今、牧師だ。「生きる喜び」は、
神しか与える事の出来ないもの
だ。その喜びが与えられている
事にまず感謝しよう。
日常の些細な一つ一つの恵みを
数えよう。目の前の恵みを感謝
しよう。恵みを見る時、神を見
ている。感謝する時、神に焦点
が合っている。今日も恵みは溢
れている。
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生きる喜びは神様から来る。肉
の目で見るなら不平、つぶやき
で一杯にしか見えない。世界が
自分に冷たく思えるなら、霊の
目でもう一度良くみて見よう。
感謝できない自分が見えてくる。