2006年12月17日(日)

『「主よ。この人はどうですか」「あなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい」』ヨハネ21:22

ペテロは主に従って行こうとした時、ヨ
ハネのことが気になった。あなたにも、
気になる相手がいるだろうか。友人、同
僚の中にはどうだろう。特に、同世代や、
自分に似た境遇、似たような相手に、競
争意識を持ち、絶対に負けたくないのだ。
表には出さなくても、張り合っている。
それは高じて妬みとなる。あなたはどう
だろう。人知れず心の奥に潜む妬みが無
いか。いつも相手と比較し勝ちたい。必
然的に優越感と劣等感を行ったり来たり、
平安が全く無い。妬みは癌のようだ。ど
んどん浸食し、心を腐らせて行く苦い根
だ。対人関係の中での嫉妬、敵対心、そ
ねみ、憎しみがある時、そのままにして
おいてはならない。主の御前に出て悔い
改めよう。豊かに赦し、解決して下さる。
ペテロは横のヨハネでなく、主を真っ直
ぐに見上げる事により、殉教の死にまで、
従い抜く事が出来た。「この人はどうか」
との自分に気づき、その視点を「わたしに」
との主に向けよう。主と自分の関係が第一
であり、すべてだ。
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心に、ざらっとしたものがあれば、御霊に
探って頂こう。底に何かが潜んでいる。
薄々気づいているものは、根にあるもの
だ。同時に二つのものは見れない。横へ
の視線を、絶えず上に向けよう。必ず
平安に守られる。