2007年01月17日(水)

「主は私を卑しくし、全能者が私をつらいめに会わせられましたのに」ルツ1:21 

                        
ナオミ一家はベツレヘムが飢饉にな
った時、偶像の地モアブへ移住した。
約束の地に、神のもとにとどまらず、
糧食を求めて異教の地へと移った。
家族の幸せを求めたはずが、夫が死
に、二人の息子も死んでしまった。
異国の地で、ナオミの苦労はどんな
ものだったろう。飢饉は辛いが、神
を離れ、遙かに苦しむ選択をしてし
まった。私達も試練は苦しいがそこ
から逃げて、別の選択をしても、結
果的に更に苦しみを増す事になる。
ナオミは約束の地にとどまるべきだ
った。私達も神からの試練を逃げな
いで避けないで、受け入れる事が一
番の祝福だ。私達の益のためのもの
だ。その時は痛く辛く悲しいが、必
ず平安の実を結ぶ。私達を聖くする
ために懲らしめられる。ナオミは神
に帰り、約束の地に戻ろうと立ち上
がった。苦しい刈り取りをして来た
が、しかし、尚も神は恵み深く、憐
れみは尽きず、ルツという大きな慰
めを与えられた。私達にも「ルツ」
が与えられている事を知る。苦しみ
と共に神からの特別な慰めがいつも
備えられている。 
・・・・・・・・・・・・
目先の状況だけを見ると、パニックに
なり、自分を守るために方向違いに動
く。そこに神がおられ、その事に神の
ご計画と御心がある。今日も起こる出
来事に、まず「神!」を発想しよう。