2007年11月16日(金)

「彼は恐れて立ち、自分のいのちを救うために立ち去った」T列王19:3



バアルとの壮絶な戦いの後、エリ
ヤを憎むイゼベルが、明日までに
エリヤを殺すと宣言した。心身消
耗し力尽きていたエリヤは、恐怖
に怯えた。あの戦いは何だったの
か、無駄だったではないか、失望
と挫折感に襲われた。しかし、そ
れは事実ではない。自分の屈曲し
た思いで事態を見る時、見誤って
しまう。「私だけが残った」しか
し、神は七千人も残しておられた。
歪曲した思い込みをしてしまう。
あれほど厳然とバアルに立ち向か
った信仰の人エリヤが、恐れ怯え
て逃げ出すのだ。「自分の命を救
うため」自分を守ろうとする途端、
恐怖と不安、思い煩いに襲われる。
自分で自分を救わねばならず、そ
れは自分の能力を超えているので
パニックだ。私達も平安失せ、思
い煩いと恐れに捕らわれるのは、
自分で自分を守ろうとしている時
だ。ひたすら問題から逃げたいが、
逃げても何の解決もない。逃げる
と、そんな自分にますます落ち込
む。結局、神はエリヤに休息を与
え回復させ、御前に立たせられた。
そして、新しい使命を与えられた。
今、失望落胆しているか。恐れが
あるか。自分で自分を守ろうとせ
ず、又、逃げずに、神の御前に立
とう。余す所なく気持ちをぶつけ
て良いのだ。神は御声をかけ、同
様に私達も導いて下さる。回復は
神との交わりから来る。
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自分で自分を守もり、平安がなく
なて、さらに守りに入る。神様か
ら目を離すなら、いつもこうだ。
不安の時は祈ろう。そして神様が
必ず益として導いて下さること
を信じ、じっとっ立っていよう。