2001年08月16日(木)

  「この病気は、神の栄光のためのものです。神の子がそれによって栄光を受けるためです」(ヨハネ11:4)

  
 ラザロが病気だと聞いた時、イエスはわざと
ベタニヤヘ行く事を遅らせた。イエスは、ラザ
ロが死ぬ事によって神の栄光が現れる事をご存
じで、ラザロが死ぬ事が御心だと知っておられ
た。だから、「私は彼を眠りから覚ましに行く」
と言われた。
そして、信仰のゆえに命の危険のある場所へ戻
られた。弟子達はなぜもっと早く行き、死ぬ前
に癒されなかったのかといぶかった。離れた所
からでも奇跡を行う力を持っておられるのに、
あえてなぜ危険な場所へ行かれるのか。
イエスは完全に神のみこころに従われたのだ。
状況でも環境でもご自身の思いでもなく、イエ
スにとって一番大切なものは父の御旨であった
父の御旨はラザロの病気を癒すことではなく、
ラザロをよみがえらせる事だったのだ。
私達も色々な状況の中で正しく神の御旨に聞き
従うなら栄光が現れる。