2009年08月16日(日)

「しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです」Uコリント11:14



サタンの特に巧妙さは、誘惑する時に、光の御使いに変装する事だ。神に見せかけるし、正しい、麗しい事に見せかける。目的のために、手段を正当化させてしまう。

目的が正しいのだから、どんな手段でも構わない、目的さえ達成すればよいのだと誘惑して来る。子供のためだと言い、実は親のエゴを突き進める。家族に楽をさせるためだと、金銭的に、貪欲に誤った方向に走ってしまう。

間違ってはいけない。これはサタンの誘惑だ。誘惑を受けている。神は目的も手段もきよい正しい事をされる。神は人に自由意志を与えられた。この自由意志は、神もサタンも関与できない。

サタンはこの自由意志に触れる事ができない。強制する事ができないので、巧妙な手段を取る。何度も何度も、繰り返し、繰り返し、執拗に誘う事によって、いつしか罪に引き込んでしまうのだ。

絶えず、絶えず欲望をかき立てられ続けるなら、いつか必ず行動に至ってしまう。私たちを神から引き離そうとしている、サタンが絶えず鵜の目鷹の目で、獲物を狙っている事を、片時も意識から離してはならない。

悪魔が策略を持って、臨んで来ている事に心していよう。あなたに今、偽装、光の御使いからの誘惑が来ているだろうか。気づけるように。

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結果オーライではなく、目的も手段も正しいことを、聖い主は喜ばれる。誘惑が来た時気づけるように。自分の心が絶えず見つめているものは、必ず行動に移す事は、火を見るより明らかだ。誘惑からの思いなら、意識して拒否し止めよう。