2001年10月16日(火)

「わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行くように」(申命記2:11)


 親鷲はひなをわざと巣から落とす。
ひなは真っ逆さまに落下する。地に打
ちつける前に、親鷲は、さっーと羽の
間に乗せて連れ帰す。
これを何度も繰り返す。やがて、ひな
は羽を広げて、自分の力で飛ぶ事を学
ぶ。このひなのように人々はなじんだ
安全な古い巣から押し出されて、新し
い道を学ぶ。ペテロは安定した漁師の
職業にあった。妻や家があった。
アンデレによってイエスを紹介された
時、仕事を捨てて、巣を出て新しい歩
みに踏み出した。パウロはダマスコ途
上で主と出会って、百八十度人生が変
わってしまった。御言葉と祈りによっ
て、自己満足という巣から出るように
神は私達を促しておられる。
居心地のよい安全な巣から、飛び立つ
ように主は導かれる。
信仰生活にそんな節目節目がある。
今の巣から出て新しい次の段階へ飛び
立つようにあなたは促されていないか。