2010年01月16日(土)

「御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません」ガラテヤ5:16

私たちの肉は、サタンもそこに働いて来て、御霊に従う事に、常に逆らう。神は
「いつも喜んでいなさい」と言われる。しかし、肉は「何でいつも喜べるのか。
今はいい。又良い事があれば喜べばいい」と言う。

「偽ってはならない」と神は言われ、肉は「少しの嘘の方がうまく収まる。これ
ぐらい誰でもしている。許されるさ」と言う。神は「隣人を愛しなさい」と言わ
れる。肉は「そんな事無理。自分は忙しい。自分の都合の良い時に愛せばよい。
好きな人だけ愛せばよい」と言う。

神は「兄弟が罪を犯したら、ふたりだけのところで責めなさい」と言われ、肉は
「とにかく誰かに話せ」と言う。「間違いは謝るように」と神は言われるが、
「ごめんなさい、だけは絶対に言いたくない。親切で、自分のとがめをチャラに
しよう」と肉は思う。

神は「自分で復讐するな」と言われ、肉は「何倍にもして仕返しせよ。スッとす
る」と言う。神は「不満があるなら、まず祈り、赦せ」と言われ、肉は「すぐに
言い返せ。スカッとする」と言う。御心を示されると肉は「面倒だ、したくな
い」と言う。

肉は、御霊の導きと正反対に向かう。神の栄光を損ない奪う。肉の願う事は御霊
に逆らい、御霊は肉に逆らう。この二つは互いに対立し、相容れない。肉の思い
は神に反抗し、服従しない。

「御霊によって歩みなさい」は命令だ。どちらかと言えば「歩んだ方が良い」の
でなく、「歩め」だ。肉が来る時、いつもその場で助けを求めて祈ろう。主が助
けて下さる。

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日常、意識も認識もせずに、肉の言いなりに流されてないだろうか。気づかない
まま、肉の言いなりになっていると、信仰人生最後まで、成長無く、自分が変え
られる事もなく、御霊の実を結ぶ事もない。御霊に従えるよう祈ろう。祈りから
始まる。気づきが与えられて行く。