2010年04月15日(木)

「あなたの身から出る世継ぎの子を、あなたのあとに起こし・・彼はわたしの名のために一つの家を建て」Uサムエル7:12



ダビデは、主のために、神殿建設を願った。しかし、その願いは退けられ、彼の子供が建設するとの御心が示された。次世代の子供に委ねられており、その王座を堅く立てると。ダビデが神殿建設をしたかったが、主からの答えは「ノー」だった。私たちもこのようなケースに出会す。自分の心からの願いが「ノー」と、突きつけられた時どうだろう。

一つは自分の思い通りにならない事に、失望落胆して、やる気が失せ、又、心を屈折させてしまう。又、もう一つは、「ノー」を主からのものと受け入れ、では、主の御心が成し遂げられるために、自分はどう動けばよいのか、何をすべきかに焦点を当てる。この二つの反応が出る。

ダビデは、「ノー」を受け止め、息子ソロモンが建設するとの御心を知り、そのための準備に回った。これがダビデの信仰であり、素晴らしさであった。政治的、経済的な安定がなければ、神殿建設は不可能だ。ダビデは諸外国の敵と戦い、基盤を築いて行った。

「主は、行く先々で勝利を与えられた」御心に従うダビデに、主が連勝を与えられた。そして次から次への膨大な金銀の戦勝品を、建設資金として主に献げて行った。自分の道が閉ざされた時、無気力にならず、屈折せず、ダビデにならおう。別の御心がある。「では、今自分のなすべきことは?主の御心は?」主はすでに大きな祝福を備えていて下さる。
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神様のご計画が今「ノー」であるならそれを受け入れ、先に希望を持って、次のなすべき事に信仰を働かすことがみこころだ。気落ちせず、必ず応えて下さる神様に次の導きを尋ねて行こう。