2001年11月13日(火)

「さあ行け。わたしがあなたの口とともにあって、あなたの言うべきことを教えよう」(出エジプト4:12)


 聖書の中に、モーセが興味深い人物として登場し
てくる。モーセはエジプトの王家で育てられたが、
自分がヘブル人の血筋である事を忘れなかった。
ある日、仲間のヘブル人を守るために立ちあがり、
その時にエジプト人を殺してしまった。
モーセは遠い地に逃れ、そこで妻をめとり、子を与
えられ、羊飼いとして住み着いた。
しかし、神はモーセのために特別な計画を持ってお
られた。モーセは口べたである事を理由に神の召し
を避けようとしたが、神は「私はあなたと共にいる」
との約束を与えられた。神が共におられ、口にあっ
て言うべき事を授けると。
神がモーセに共にいると約束された通り、モーセは
神の力によりイスラエルの民をエジプトから導き出
した。神の民として神が私達と共におられると約束
された事を忘れてはならない。
もし、その仕事が神から命じられたものであれば、
「私はあなたと共にいる」という保証がある。