2012年08月16日(木)

「それで彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。舟はほどなく目的の地に着いた」ヨハネ6:21


嵐の中、暗闇の中、湖上を歩いて来られる主を見て、弟子たちは驚き、恐れた。ぼうっと向こうから来るものが、幽霊に見えた。主は「わたしだ。恐れることはない」と御声をかけられ、弟子たちは主を舟に迎えた。「そして、舟に乗り込まれると、風が止んだ」。主が舟に乗り込まれた時に、嵐は止んだ。

私たちが、心を開いて、事態の中に主を迎え入れることが大切だ。弟子たちは目的地にほどなく着いた。この実地訓練を通して、主は弟子たちに教えようとされた。私たちも様々な悩みや苦しみ、困難に遭遇するが、その苦しみの中に主を迎える時、ほどなく目的の地に着く事になる。

ある人が経済的苦境に直面し、不安で不安でたまらず、恐れで一杯になった。その時に、御言葉を思い出し、弟子たちが主を舟に迎えた時に、岸に着いた。自分はこの苦境の中に主をお迎えしていなかった。今、この事態にあなたをお迎えしますと祈った。主に委ねた時に、心がすう〜っと平安になった。主がおられるから、大丈夫だと思えた。あの不安の嵐が嘘のように、心がなぎになってしまった。そして、不思議な方法で経済的必要は満たされた。

心を開いて、主を迎え入れることが大切だ。今、目の前に問題の嵐が来ているだろうか。自分で何とかしようと、焦り、もがいていないか。自分でどうにかしようとする事を止めて、主にお委ねできるよう祈ろう。
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生活の中で起きてくる心配事や恐れを一つ一つ主に祈り、波、風の中に主をお迎えしよう。私達も日々の信仰を試す実地訓練に、主と共に勝利でき、大きな祝福となりますように。