2014年07月16日(水)

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです」ピリピ2:13



「神は、御心のままに、あなたがたの内に働いて志を立てさせ、事
を行なわせて下さる」とあるように、御心にかなった志を与え、事
を行わせるのは、神だ。すべての主導は神にある。しかし、私たち
は何もしないのではない。事を行なうのは自分自身だ。そして、そ
れは、キリストの力が内に働くのであって、肉の力で頑張るのでは
ない。力は、主から来る。

祈って、何もしないのでなく、祈りつつ事を行なってゆく。例えば、
ピアノを習得する時、ただ祈っていれば、習得できるのではない。
又、どんなに弾き方を机上で学んでも、祈りと共に、日々、地道な
練習を積み重ねる事が必要だ。そうして行く時、ピアノを演奏でき
るようになる。語学やスポーツの習得も同様だ。幾ら方法を学んで
も、練習しなければどうにもならない。そして、その習得する力は、
主が与えて下さる。練習し続ける事ができるのも、祈りによる。

又、ある時は、自分に出来る事が何も無い場合がある。例えば、経
済的必要は「静かに仕事をし、自分で得たパンを食べなさい」が御
心だが、事情があり、仕事が出来ない場合は、主は天から必要を必
ず与えて下さる。祈ればよい。もし、今、主から志が与えられてい
るなら、一歩踏み出そう。主が御霊の力によって、事を成し遂げさ
せて下さる。神の栄光が現われ、あなたも、周囲も恵まれる。
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主が与えて下さる志も、確信が揺らいだり、失敗を恐れたりとぐず
ぐずし、そのうち忘れてしまう。主の御心を肉で完全にやり遂げよ
うとする弱さを主はよくご存知だ。つぶやかず、疑わず主の御心に
従いたい。