2014年09月15日(月)

「・・風がやんだ。そこで、舟の中にいた者たちは、イエスを拝んで、『確かにあなたは神の子です』と言った」マタイ14:32  



弟子たちが、強いて舟に乗せられ、岸へと向かっていた時に、嵐に
会った。舟は陸から離れていて、引き返す事はできず、しかし進む
事もできず、立ち往生だ。真っ暗闇で、波と風に襲われどんなに恐
怖だったろう。そこに主が来られた。そしてペテロと共に、主が舟
に乗り込まれた途端、風がやんだ。

「彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。舟はほどなく目的の地に着
いた」の通り、目的地に着いた。この箇所で、主が舟に乗られると
風がやむ。つまり問題の中で、心を開き主を受け入れる時、心に吹
き荒れる風がやむ。不安、思い煩い、恐れがやむ。そして平安が臨
む。私たちの目の前に次々と問題が来る。その一つ〃に無意味なも
のはない。

主が目的と意図を持って送っておられる。教えたい事があり、その
問題に主からのメッセージがあり、伝えたい事がある。そのために
送られている。その問題を主からのものと受け入れる時に、状況と
自分だけを見ていた目が、主に移り、神視点になる。その時、平安
になり、教えようとしておられる事を悟れる。そして主がまことに
神であることを知る。

ある人が、イベント準備中に、倒れて入院となった。「何で?こん
な時に?」心騒ぎ混乱した。しかし祈ると心照らされ、自分がその
祝福の場におれない事に、反抗的になっている姿を見せられた。悔
い改め、現状を受け入れた時に、すうっーと平安になった。そして
祈りの奉仕を示され、病室で祈りに徹し、その祈りは見事に答えら
れ、イベントは大成功だった。用いられた事に喜んだ。
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問題の中に主を認めることができれば、問題は問題でなくなる。
手も足も出ない時にこそ、主の栄光だけがはっきりと見える。風の
中で主の導きを見つめていよう。