2018年04月15日(日)

「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさ い・・」Tペテロ5:6


私たちは、よく思い煩う。この先のあの事が、ああなったら、この
事が、こうなったらと、ああでもない、こうでもないと、まだ見て
いない事を心配する。最悪のシナリオを描く。少し体調を崩すと、
将来が不安になって仕方が無い。又、突然失業したら・・、事故に会
ったら・・、このままで経済的に大丈夫なのか、あれやこれやと不安
と恐れに襲われる。

思い煩いでいっぱいだ。「あなたがたの思い煩いを、いっさい神に
ゆだねなさい」とある。思い煩いを「いっさい」「すべて」「何も
かも」委ねよと。主にはご計画があり、配慮があり、最善をして下
さる。しかし委ねることが難しい。頭ではよくわかるのだが、委ね
られない。自分が握り締めていて、手放す事が出来ない。

委ねると、自分が崩壊する。委ねると、物事がダメになると思って
しまう。だから握り締めて決して放せない。「神の力強い御手の下
にへりくだりなさい」とある。委ねるために、へりくだりが必要だ。
自分の力に頼っているので、へりくだる事ができない。自分で何と
かしようと思っている。神に頼らず、自分の力に頼る事が「高ぶ
り」だ。

だから「御手の下にへりくだりれ」と。自分の力に頼っているとい
う高ぶりを認めて、へりくだれるよう祈ろう。委ねる事ができない
事を認めて、そう出来るよう祈ろう。その時、御霊が働かれ、必ず
そう出来るよう助けが臨む。

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御手の下にへりくだれないから、自分が立ってしまい、すべての重
荷が自分にかかる。重荷はずっしりと、辛くて苦しくて、担いきれ
ない。でもへりくだれず、渡せない。自分が、自分が、何とかしな
ければ、と思っている。主に渡せるように、そうできるよう祈ろう。