2019年11月15日(金) 「供え物はそこに、祭壇の前に置いたままにして、出て行って、まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい。それから、来て、その供え物をささげなさい」マタイ5:24
「供え物はそこに、祭壇の前に置いたままにして、出て行って、まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい。それから、来て、その供え物をささげなさい」マタイ5:24
ある人が、友人とちょっとした行き違いで、言い争いになってしま った。どうしても自分は正しいと思うので、強く主張してしまい、 相手を否定する事になってしまった。非常に気まずい空気のまま別 れた。帰宅しても全く平安が無い。心は重かった。しかし自分は正 しいとしか思えない。相手が間違っている。だが平安は無い。 教会の奉仕のために、重い心のまま準備しようとするが、出来ない。 どうしても出来ないので、どうにもならず、主の御前に行き、祈っ た。その日の出来事を、重苦しい自分の気持ちを、あるがまま主に 打ち明け祈って行った。洗いざらい感情も吐き出して祈っていると、 段々心が落ち着いて来た。 冷静になり、自分は正しく、相手が悪いと思っていたが、自分にも 非がある事に気づかされた。言い方が悪いし、態度も悪かった。自 分を正当化していたし、相手をどんなに傷つけただろう。自分の非 を悔い改めた。そして相手にも電話をして詫びた。するといや、自 分の方こそ感情的になってしまってと、謝ってくれた。 平安が戻り、心がすっきりし、新たにされ奉仕の準備が出来た。そ の働きは大変祝福され、主のあわれみを感じた。心が辛く平安が失 せる時には、まず主のもとへ行こう。心を打ち明け祈る時に、必ず 平安へと導いて下さる。 ------------- 兄弟との和解は、単なる人間関係だけでなく神との正しい関係を保 つために必要だ。主の前に謙遜になろう。主が求めておられる方へ 意志を向けよう。