2020年09月15日(火)

「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です」Tヨハネ5:14



「求めよ、そうすれば与えられる」の通り、主は祈りを喜ばれ、求
める事を喜ばれる。しかし「神のみこころにかなう願い」なら、答
えられるとある。主はソロモンに「あなたに何を与えようか。願え」
と言われた。その時、ソロモンは、ダビデに代わり、自分が王とさ
れたが、自分は小さい子供ですと言った。

民は余りにも多、くおびただしい数であり、そこで「善悪を判断し
てあなたの民をさばくために聞き分ける心を与えて下さい」と祈っ
た。ソロモンは民をさばくための知恵を求めたのだ。主はこの願い
を非常に喜ばれた。「この願い事は主の御心にかなった」。

主は、この事を求め、自分のために長寿を求めず、自分のために富
を求めず、敵の命も求めず、正しい訴えを聞き分ける判断力を求め
たので、「あなたの言った通りにする」と。知恵の心と判断する心
が与えられた。そしてそれに加えて、願わなかった富と誉れまで与
えられた。生きている限り、ソロモンと並ぶ者は一人も無いであろ
うと。

主を第一にするなら、「それに加えて、これらものはすべて与えら
れます」。自分を第一にする時、神の国もこれらの必要な物もどち
らも失ってしまう。ソロモンが、御心にかなう願いが出来たのは、
主を礼拝していたからであった。私たちも、主と交わりを大切にし
て行く時、主との親しい交わりの中で、主の願いが自分の願いとさ
れて行く。
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自分の健康、家族の必要と祈りは尽きないが、自分の要求だけの祈
りで終わるなら、祈りは主との豊かな交わりの時となるだろうか。
御心を教えてくださいと祈りたい。