2020年12月12日(土)

「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこ ころは何か・・心の一新によって自分を変えなさい」ローマ12:2



信仰生活を送る中で、教会に行っては、御言葉を学んでいる。しか
しその聞いた御言葉が、それはそれ、これはこれと、実生活とは別
物になってしまっていないだろうか。聖書の言葉と、実際の生活が
リンクしないで、切り分けられてしまっている。御言葉通りにする
なら、この世の中ではやって行けないと思っている。

教会は教会、この世はこの世の事と、それぞれに合わせてやって
行く。嘘も方便、グレイにしておいた方がうまく行く。摩擦さえな
ければ良い。しかしそうするなら、どんどん神の聖さや真実から離
れて行ってしまう。何が聖くて真実なのかが、わからなくなってし
まう。

自分がなかなか変わらないのは、御言葉と実生活が、別々になって
いるだろうか。御言葉を頭では、はい、はいと聞いているのだが、
実際は、現実生活はこの世の価値観で生きている。しかし御言葉を
拒むのではなく、聞いてはいるので気づかない。

主が必要を与える、主に頼れと言われるが、現実にはお金が生活や
老後を保障してくれると、思っている。神と言っても、本音はお金
が大事。弱さの中に神の力が現れる、弱さが恵み、と言われて、本
音は能力があり、強い事、力のある事が善と思っている。実は御言
葉とかけ離れた世の価値観で生きている。もしそうなら、そこに気
づく事から祝福が始まる。