2021年11月15日(月)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5



ある人が、主の導きを確信し、すべての必要備えられ海外留学に出
た。それが様々想定外の多額の出費が次々かさみ、次の学年のため
の資金が不足した。必要は必ず与えて下さるはずと信じ、とにかく
祈った。各方面の奨学金も問い合わせたが、道が開かれず、「御心
を信じてここに来たのに、どうして?」と、尚も祈り続けるが、与
えられない。

なぜ?どうして?と、焦りと思い煩いで一杯だ。しかし尚も与えら
れなかった。もう祈りに祈ったので、すべき事はしたので、すべて
を主に委ねようと思った。そしてこれが主のご意志と受け入れる決
心をした。「卒業したかったが、この事を主の御心と受け止め、帰
国します」と祈った。すると不思議に、焦りや思い煩いが落ち着い
て、すうっーと平安になった。

その直後だった。現地の友人から連絡が入った。友人たちがずっと
奔走し、何度もかけあってくれていた奨学金が下りたと。結果的に
すべての学びを終え、帰国できた。主の取り扱いであった。この事
を通して学ばされた。御心なのだからと、自分の力で行なっていた
事、自分が、自分がと、必死になっていた姿が見せられた。

そのためすべてが自分の肩にかかり、重苦しく、平安は無く、イラ
立ちと思い煩いで一杯だった。主は自分自身を明け渡す事を望ま
れ、
委ねた時に、平安が来て、そして必要が満たされた。あなたも今、
自分でずっしりと背負っている重荷を、委ねる事が必要だろうか。
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委ねているつもりでも結果はしっかり握ってしまう。祈りながらも
最善を自分でつかもうとしている事に気づかせられる。主が閉ざさ
れるならそれも祝福と、全てを委ねていたい。