2022年04月15日(金) 「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです」 マタイ11:30
「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです」 マタイ11:30
くびきとは、平たい板に二つ穴を開けて、二頭の家畜の頭部をその 穴に入れて、二頭を同方向へ進ませるためのものだ。くびきがある と、家畜が別の方向へ向かず、同じ方向へ進むので、農作業に大変 便利だ。逆にくびきが無ければ、作業が出来ない。同様に私たち も、 主の与えるくびきを負いなさいと。 「わたしのくびきは負いやすく」とあり、「負いやすく」=「身体 にフィットして快適で心地良い」だ。くびきはその穴にきちんと首 を入れると、快適で心地良い。が、それを拒み、逆らい抵抗する と、 首が締め付けられ、自分で首を絞める事になる。 自分の思い通りに行こうとする者には、そのくびきは自らを締め付 け、苦しいばかりで、辛いものとなる。あなたにとって、今、くび きはどちらだろう。与えられたくびきをしっかり受け入れる時、そ のくびきは「フィットして心地良い」ので、平安と喜びをもたらし てくれる。 しかし受け入れない時、何の喜びも無く、ただ辛くて痛いだけだ。 受け入れられないものなら祈ろう。主が、そうできるように助けて 下さる。あなたにとっての、くびきは何だろう。今の思い通りでな い場所か、役割か、重いばかりのなすべき事か、部署か、又、対人 関係だろうか。 嫌で受け入れられないなら、平安が無く、苦しいばかりだ。受け入 れられるよう、くびきを負えるよう祈ろう。「わたしのくびき」と 言われ、主のくびきだ。もう一つの穴は主が負って下さっている。 しっかり負う時、その荷は軽いと言われている。 --------------- くびきは負いやすいと主は言われるのに、力を抜けず自我を通そう としてしまう。にあちこちにぶつかり四苦八苦の日々だ。主を信 じ、 主に任せて歩もう。静かな平安に心身が安らいでくる。