2023年07月16日(日)

「何も思い煩わないで・・あなたがたの願い事を神に知っていただき なさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あな たがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」ピ リピ4:6



しばしば悩まされるものに「思い煩い」があるが、どうだろう。あ
の事、この事、しなければならない事が、重荷となると、思い煩い
になってしまう。又、将来の進路の事や果ては老後の事、健康や経
済的な事。又、対人関係の事、あの人の一言、この人の態度、思い
煩いになってしまう。

主は、悩みや思い煩いがあるなら、そのまま逐一、主のもとに持っ
て来るように、ことごとくを告げるようにと。どうだろう。あの不
安、この心配、気に病んでいるあの一言・・何もかも、余すところな
く、主のもとに行き、告げよう。そうすれば、つまり告げるなら、
「人のすべての考えにまさる神の平安」が与えられると。

ある人が、様々な問題が次々と来て、もうどうにもならず、八方ふ
さがりで、心は暗く重く、胸が苦しくてたまらなかった。思い煩い
でふさがれていた。御言葉に従い、一つ〃を具体的に、主のもとに
持って行った。ハンナのように感情も吐き出し、募る憂いといら立
ち、苦しみ、心の叫びを涙ながらに主に告げて、委ねて行った。

すると、何だか不思議だが、心が段々と落ち着いて来て、あの胸が
ふさがれ圧迫されるような苦しい思いは軽くなっていた。そして
「神に知っていただきなさい」とあるが、一番には、神に知ってい
ただいたと思った時に、心の重い鉛が取れて、平安になった。目の
前のその悩みを主のもとに持って行こう。

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主は「何も思い煩うな」と言われている。「何も」「いっさい」心配
するなと。その言葉と主が飛んでしまう途端、いっさいの重荷が自分
の肩にかかる。その結果、心が重苦しく、暗くなり、平安が無くなっ
てしまう。どんな小さな煩いも、主のもとに持って行こう。