2024年01月16日(火)

「しかし私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなので す。」詩篇73:28


詩篇記者は、悪者が栄えるのを、妬んだと言っている。彼らはあぶ
らぎって、死にも苦痛が無く、他の人々のように苦労など、無いで
はないか。何の苦労もなく、あぶらぎっている。彼らは高慢で、暴
虐だ。彼らはあざけり、悪意で語り、上から見下す。なぜこんな悪
者が安らかで、富を増すのか。理不尽ではないか。なぜこんな神を
信じない者が栄えるのか。

それに引き換え自分と言えば、苦しみばかりではないか。何の良い
こともない。足はたわみそうで、歩みはすべるばかりだ。むなしい
ではないかと。彼は、悪者を妬んだとあり、それらの思いは妬みか
ら来ていた。そして妬みは、人との比較から来る。主を見上げるの
でなく、人を見ている事による。しかし、彼が聖所に入った時に変
わった。

自分の不満、愚痴、いら立ち、悶々の思いは、状況も、人も関係な
く、「自分と主との関係」の問題だと悟った。自分が主から離れて
いるから、平安がなく、不平不満、人への妬み、羨望でイライラす
るのだと。主から離れているので、主以外のもので心を満たそうと
する事が原因だと。そして自分にとっては、神の近くにいること
が、自分の幸せなのだと、悟らされた。

私たちもどうだろう。人が気になって仕方なく、妬みや羨望が湧く
時、又、いら立ちや不満がある時、目が主から離れていると言われ
ている。私たちの幸せは、主の近くにいることだ。主に立ち返り、
主で心を満たして頂こう。
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絶えず主の助けに拠らなければ、様々な事ですぐに喜びが無くなっ
ていく。心が苦くなるときは主の傍に行こう。主に祈り、神のみこ
とばに、聖霊の導きにしっかりと耳を澄まそう。