2024年10月16日(水)

「供え物はそこに、祭壇の前に置いたままにして、出て行って、 まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい。それから、来て、その供え 物をささげなさい」マタイ5:24



ある人が、友人と口論になって、ひどい言葉で傷つけてしまった。
つい言ってしまったというものではなく、自我から出た、紛れもな
く自分の醜い罪であった。御霊により罪を指摘され、御前に悔い改
めた。御霊は、友人にも謝罪するよう示された。自分の愚かさであ
り、相手に謝る事は恥ずかしい、したくない事だった。

しかし自分の犯した罪であり、このままでは胸にしこりが残り、辛
い。決心し、御霊の示しに従い、傷つけた相手と周囲の嫌な思いを
させた一人一人に謝る事にした。赦してもらえなくても、仕方の無
い事だ。だが勇気を出して謝った時に、相手は快く赦してくれた。
他の人々も同様だった。神にも、人にも、赦される事の大きな喜び
と平安を経験し、心が満ちた。

御言葉は、こちらが恨んでいるのでなく、「兄弟に恨まれている」
事を言っている。何か、相手に恨まれていると思うなら、まず自分
の方から謝るようにと。それは、こちらが悪くなくても、相手と平
和な関係を築くようにと。時に、こちらは和解したいし、良い関係
を築きたいと願っていても、相手のある事で、相手はそうしたくな
い場合もある。

それは、こちら側ではどうする事もできない。そのため、「あな
たがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい」と
あり、「自分に関する限り」であるので、その場合は主におゆだね
して、平安でおればよいと。何か示されている事があれば、すぐに
従おう。
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自分が傷つくのも痛いが、人を傷つけてしまう事はもっと痛い事だ。
もし解決しなければならない対人関係が示されたのなら、主の導き
に従おう。平和を追い求めよう。