2025年02月13日(木)

「・・『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と 主は言われる』ローマ12:19


対人関係でどうだろう。陰口を言われ、又、面と向かって攻撃され、
傷つけられたり、裏切られたりするどうだろう。恨み、憎しみがわ
くだろうか。肉は、仕返しがしたい、復讐したくなる。むしろ復讐
が正当のように思える。又、言葉で傷つくと、何倍にもして言い返
したいと思う。言い返せば、すっきりする。言わなければ、相手は
図に乗ると思う。

しかしこれは肉から出ていて、言い返すと争いになり、険悪になり、
平安が失せる。やられたらやり返して行くと、これはとどまる所な
しだ。だが、主は「自分で復讐するな」と言われる。「神の怒りに
任せよ」と。「復讐はわたしがする」と。この事が信じられず、主
は何もしてくれないと思うので任せておけないと、自分で報復する。

それは、主の前に、自分が立ちはだかり、主のみわざをとどめるこ
とになる。主に委ねることで、主の怒りに任せることだ。何もかも
ご存じで、完全に正しい方が、正しい裁きをして下さる。主は相手
に、同じような状況を通らせ、同じ痛みを経験させられる。相手は
痛みを知る。又、更に主は言われる。攻撃して来る相手に、愛で立
ち向かえと。

「もしあなたの敵が飢えたら食べさせ、渇いたなら飲ませよ」と。
悪に悪で報いず、親切をもって報いよと。そうするなら、彼の頭に
燃える炭火を積むことになる。愛で返す事によって、相手は良心の
かしゃくにさいなまれ、罪を示される。悪に負けるな。善をもって
悪に勝てと。私たちが拠り頼むなら、そうできるよう助けて下さる。
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悪に対して祝福を祈ることは本当に難しい。けれど主は、正しく裁
かれる。主を信じ、主にお任せしたい。自分にも非があるかもしれ
ない。主の前に立たず主に助けを祈りたい。