2025年10月16日(木)

「みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、 ただ聞くだけの者であってはいけません」ヤコブ1:22



信仰の成長のためには、主の御声を聞く事がどうしても必要で、大
切だ。まず聞かなくては、何も始まらない。「信仰は聞くことから
始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによる」とある
ように。まず御言葉を聞く事から信仰が始まると。そしてその聞き
方が重要だ。種蒔きのたとえにあるように、道ばたの固い土地だと、
つまり自分の事として聞かなければ、他人事、傍観者的態度になっ
てしまう。

地が固いので種をはじいてしまい、心に植わらない。種が入らない
なら、実を結ぶ事は、全く望めない、素直な心で、祈りをもって
「主よ、お語り下さい。しもべ聞きます」のへりくだった態度で聞
く時に、主の御声が御霊によって、心に響いて来る。聞いた御言葉
を、そのままにしない事が大事だ。ないがしろにしていないだろう
か。示された事に従う時に、初めてみわざを見る。

「さとしの方へ足を向けた」「急いで、ためらわずに、仰せを守っ
た」「みことばを実行する人になれ」「聞くだけの者であってはな
らない」それは自分を欺く事になる。どうすれば実行出来るのだろ
う。御言葉を一心に見つめて離れないなら、実行する人になり、そ
の行ないによって祝福されると。

いざ従おうとすると、悪魔の妨害が来る。よく経験する。つぶやき
や「本当に語られたのか」「大丈夫なのか」疑いがやって来る。
悪魔の妨害をわきまえて、祈りにより、御霊の助けを受け、一歩踏
み出そう。今、従うべき事が導かれているだろうか。
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いざ従おうとする時に、出来ない事を経験する。従おうとしないな
ら、それもわからない。出来る、出来ないよりも、出来るようにと
祈りたい。御言葉に誠実に向き合おう。