2004年06月15日(火)

「ところが、青年はこのことばを聞くと、悲しんで去って行った。この人は多くの財産を持っていたからである」(マタイ19:22)



 金持ちの役人が主のもとに来て、永遠のいのちが欲しいと言った。主は役人の心の状態をご存知であった。もっと聖書を読み祈り善行を積めと言われたら喜んでしたことだろう。しかし、主は問題点を見抜いておられた。富への執着であった。それゆえ、そこから開放するために持ち物を売り払って貧しい人に施すよう言われた。彼は富を放せず、イエスのもとを去った。彼は部分的な献身をしていた。しかし全面的献身をする気持ちは無かった。結局主を離れることになってしまう。あなたはどうか。少しは献げるが、自分の所有の心の部屋を残しておく。誰も入れない。その結果は全き確信、喜び平安の欠如だ。中途半端は世の人よりもっと惨め。
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自分の中のイエス様に明渡せないところはどこだろうか。自分で思い煩い、これだけは譲れない、これだけは自分でやってしまいたいところ。ここだけは変わりたくないと大切にしているところはどこだろう。神様の大きな恵みを遮っているところを確認してみよう。