2004年07月16日(金)

「人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたはなにもすることができないからです」(ヨハネ15:5)

神により、神の喜びのために、人は創造された。神との交わりが喜びであり、それによって心満たされた。神をお喜ばせするために創造された事を知っていて、彼の関心は神の愛に応答し、みこころを行なう事であった。神への依存が喜びであり、すべての必要は神によって満たされた。ところが「目が開け、神のようになり、善悪を知る」と、サタンから誘惑され、神から独立する事を選んだ。心の王座に自分自身を据えた。心の中心に神ではなく、自分を置いた。それ以来、人は高慢で砕かれない者となり、神を認めない者となった。善悪を知るというのは、知識が無かったのが知るというのではなく、自分が善悪の基準となる事だ。つまり自分を神の地位に置く事だ。サタンの誘惑の本質は、神から離れ独立し、自分を神とする事だ。サタンは、今も神に頼らないで、自分の力で生きるように絶えず巧妙に誘惑している。
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自分の判断、自分の力でする事は、主を離れている事。すべてが無で虚しく、何の実も結ばない。自分の力で行なう事は、自分を神とする事だ。今日も、心して主に祈って、頼って、主と話しながら、生き生きとした交わりの中で、一つ一つのなすべき事を行なおう。一つ一つ主と共に行って行く事、それが喜びであり大きな祝福だ。